映画ネタバレと感想

映画【アナと世界の終わり】ネタバレあらすじ「青春×ゾンビ×ミュージカル」感想評価も

(C)2017 ANNA AND THE APOCALYPSE LTD.

2010年、英国映画芸術アカデミー受賞作品である短編映画「Zombie Musical」をベースに、同作の監督ライアン・マクフェンリー亡き後、ジョン・マクフェール監督がその意思を引き継ぎ、長編映画化。

ゾンビとミュージカルというこれまでに見たことがない新しい組み合わせは、評論家から「ショーン・オブ・ザ・デッド」と「ラ・ラ・ランド」の出会いと高い評価を受けております。

ゾンビとミュージカルという組み合わせに注目が集まっていますが、青春ムービー、そしてクリスマスムービーとしても見応えがあり、多数ジャンルの組み合わせによりどんな化学反応が起こるのかというところも見どころです。

ここでは、映画「アナと世界の終わり」のあらすじを「ネタバレなし」、「ネタバレあり(結末まで)」のパートに分けてご紹介します。

後半では、感想評価について書いていますので、そちらもぜひご覧ください。

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【アナと世界の終わり】予備知識

「アナと世界の終わり」の予告動画

公開日(日本):2019年5月31日

監督:ジョン・マクフェール

キャスト
エラ・ハント(アナ)
マルコム・カミング(ジョン)
サラ・スワイヤー(ステフ)
クリストファー・ルヴォ― (クリス)
マルリ・シウ(リサ)
ベン・ウィギンズ(ニック)
マーク・ベントン(トニー)
ポール・ケイ(サヴェージ校長)

作品概要
イギリスの田舎町に住む高校生のアナは、幼い頃に母を亡くし父と2人暮らし。

田舎での退屈な暮らしに嫌気がさし、大学には進学せずに海外旅行の計画を立てていました。

しかしクリスマスのある日、町はゾンビで埋め尽くされてしまいます。

アナは大切な友人たちとこの町を脱出できるのか――?

【アナと世界の終わり】あらすじ(ネタバレなし)

イギリスの田舎町リトル・ヘブンに住む高校3年生のアナは、幼いころに母を亡くし父トニーと2人で暮らしていました。

トニーはアナの通う高校の用務員として勤めており、アナは毎朝トニーの運転する車で通学しています。

クリスマスのある日、その日はアナの親友でアナに想いを寄せているジョンもトニーが運転する車に同乗しておりました。

ジョンはひょんなことから、アナがトニーに秘密にしていたオーストラリアへの旅行の計画をしゃべってしまいます。

アナは田舎町での退屈な生活に嫌気がさし、大学へは進学せずに何年か海外で暮らしたいと考えていましたが、母を亡くしてからというもの口うるさくアナを叱るトニーは理解してくれないだろうと考え黙っていたのです。

アナの想像通りトニーは旅行の計画に猛反対し口論となりますが、アナは「お父さんと早く離れて暮らしたい」と言い放ち、授業に向かいます。

アナが学校に到着すると、映画オタクの友人クリスが自身の撮った動画を観てほしいとやってきますが、その独特な世界観に誰も理解を示していないようでした。

クリスの恋人で思ったことは口にしないと気が済まないリサは、クリスマスパーティーのステージで歌を披露するようで、練習に精を出しています。

LGBTでジャーナリスト志望のステフは、自由奔放な両親がステフを置いてメキシコ旅行に行ってしまい、寂しさを隠しきれません。

さらに、弱者を守るために書いた記事がきっかけで口うるさいサヴェージ校長に目をつけられており、車通学を注意されキーを没収されていまいました。

アナの元彼で悪ガキのニックは、3人の仲間を引き連れ、ジョンをいじめたりステフをからかったりとやりたい放題です。

(C)2017 ANNA AND THE APOCALYPSE LTD.

ステフは自身が書いた記事を直すようにサヴェージに注意されてしまいますが、映像の公開なら問題ないと考え、クリスに撮影の協力を頼みます。

しかし、その日はクリスマスパーティーのステージでリサが歌う姿を見るため、一度は断ろうとしますが、歌が始まるまでには戻ることをリサと約束してステフに協力することにします。

しかし、ステージが始まってもクリスのおばあちゃんしか訪れず、クリスは姿を現しませんでした。

アナは放課後、ジョンとともにボーリング場のアルバイトに励みますが、退屈な町でのさえない生活に空元気で、ジョンはそんなアナを帰り道で励まします。

(C)2017 ANNA AND THE APOCALYPSE LTD.

翌朝、ジョンに励まされたアナは元気を取り戻し学校に向かいますが、町は滅茶苦茶に荒らされており、人々は混乱に陥っていますが、アナはイヤホンをしているため気づきません。

(C)2017 ANNA AND THE APOCALYPSE LTD.

ジョンと公園で合流したところで、雪だるまの着ぐるみを着た男がアナを襲い掛かりますが、アナはシーソーを使って男の頭を吹き飛ばし危機を回避します。

男はなんとゾンビだったのです。

この危機にジョンは町から逃げようとアナに言いますが、アナは昨日旅行のことでトニーと口論になってしまったことを気にしており、まずはバイト先のボーリング場に向かうことにします。

ボーリング場に到着するとステフとクリスが逃げ込んでいました。

アナとステフが女子トイレで話していると、個室からうめき声が聞こえ、扉を開けるとオーナーのおばさんがゾンビとなっていました。

ステフが便座を使っておばさんを倒しますが、外から数人のゾンビが入り込み4人に襲いかかります。

何とかゾンビたちを返り討ちにし、救助を待つことにしますが、翌朝外を見ると軍人たちがゾンビとなって俳諧しており、救助の見込みはないことを悟ります。

一方学校では、サヴェージ校長が緊急時のマニュアルに従うように皆を説得しますが、その独裁的な態度に、学校から出て行こうとする人とサヴェージの間で口論が起こっていました。

アナたち4人は町を徘徊するゾンビから身を守るため、ビニールプールをかぶりながら学校を目指すことにしますが、道中でゾンビを狩ることを楽しんでいるニックに遭遇し、一緒に学校を目指すことになります。

(C)2017 ANNA AND THE APOCALYPSE LTD.
以下、結末までのネタバレになります。ご注意ください。


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【アナと世界の終わり】あらすじ(ネタバレ)

次々とゾンビを倒して学校に向かう一向でしたが、ジョンがゾンビに噛まれてしまい、アナを守るため自らゾンビたちを引き付け犠牲となってしまいます。

学校についたアナたちでしたが、校内はゾンビが徘徊し、生きているものはサヴェージしかおりません。

個室に隠れていたリサを見つけ出し事情を聞くと、サヴェージは自らの威厳を保つため学校から逃げようとする人々を引き留めるためゾンビを校内に侵入させたと言います。

リサは心臓の悪いクリスのおばあちゃんを懸命に看病していましたが、薬を手に入れることが出来ず帰らぬ人となってしまいました。

アナとニックはトニーを探しに、そしてステフ、クリス、リサの3人はサヴェージに没収されたステフの車のキーを探すため二手に分かれます。

アナはステージ上でサヴェージに縛られたトニーを見つけ、ゾンビをなぎ倒しステージに到着するも、サヴェージが2人に襲い掛かります。

しかし2人は協力し、サヴェージをステージから突き落とすと、無残にもゾンビたちがサヴェージに群がります。

アナはトニーをつれ駐車場に向かおうとするも、トニーの足はゾンビに噛まれ血だらけになっていました。

トニーは自らの運命を悟り、アナとニックに別れを告げます。

一方、ステフ、クリス、リサの3人は校長室で車のキーを発見しますが、室内はゾンビで占領されています。

クリスが自ら撮ったムービーを流し、ゾンビの気をそらしているうちにステフが車のキーを手に入れますが、ムービーが終わってしまいクリスとリサはゾンビの餌食となってしまい、ステフは2人に別れを告げ駐車場に向かいます。

アナとニックは駐車場に到着するも車はどこにも見当たらず、2人の気配を嗅ぎつけたゾンビたちが集まってきて囲まれてしまいます。

しかし、間一髪のところでステフが車で到着し、3人は逃げ出すことに成功するのでした。

走り出した車の中で、ニックはこれからどこに向かうかアナに問いかけますが、アナは何も答えることができないのでした。



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【アナと世界の終わり】感想と評価

「ゾンビ」×「ミュージカル」さらには「青春」×「クリスマス」ということで、このカオスな組み合わせが一体どんな化学反応を見せてくれるのか期待して鑑賞に臨みました。

まず「ゾンビ」という部分に注目してみると、ゾンビに襲われるシーンでは「ドーン・オブ・ザ・デッド」で見たようなシーンがあったり、アナが序盤でゾンビの存在に気づかないのは「ショーン・オブ・ザ・デッド」を思わせたりと、おもわずニヤリとしてしまうシーンが多くありました。

「ミュージカル」という部分については、もっとゾンビをミュージカルに絡めたシーンがあっても良いのでは、という思いもありますが、やはり青春とミュージカルは相性が良く、登場人物の気持ちをこれでもかと感じることができます。

青春を題材にした映画では、退屈を持て余した主人公がしばしば「腐った街での腐った生活」なんていう比喩表現をしますが、「アナと世界の終わり」では文字通り人々が腐りゾンビとなってしまいます。

しかし、その腐敗(ゾンビ化)は世界中で起こっています。

退屈な街から抜け出し海外に行けば何かが見つけられると思っていたアナでしたが、ラストのシーンでニックが問いかけた「どこへ向かう?」という問いに何も答えることができないのは、結局場所を変えたところで自分が変わらないと何も変えることができないと気づいたからではないかと感じました。

まとめ

すでに出し尽くされたと思われたゾンビという題材に、新たな可能性を見ることができます。

楽曲や歌唱のクオリティもとても高く、ミュージカル映画としてだけ見ても十分満足のできる作品です。

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