映画あらすじ見どころ(ネタバレなし)

映画【テリー・ギリアムのドン・キホーテ】あらすじキャスト見どころ!鬼才ギリアム監督が30年かけた集大成映画

構想に30年費やしたというテリー・ギリアム監督の映画作品「テリー・ギリアムのドン・キホーテ」が2020年1月24日に公開となります。

様々な困難を乗り越え公開に行きついた作品であり、ジョナサン・プライスやアダム・ドライバーらが出演しています。

あらすじ、キャストなど作品情報をはじめ、見どころ紹介記事です。ネタバレはありません!
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映画【テリー・ギリアムのドン・キホーテ】作品概要

(C)2017 Tornasol Films, Carisco Producciones AIE, Kinology, Entre Chien et Loup, Ukbar Filmes, El Hombre Que Mat o a Don Quijote A .I.E., Tornasol SLU

公開日(日本):2020年1月24日

上映時間:133分

原題:The Man Who Killed Don Quixote

監督:テリー・ギリアム

脚本:テリー・ギリアム、トニー・グリゾーニ

製作総指揮:ジェレミー・トーマス、ピーター・ワトソン、ハビエル・ロペス・ブランコ

作品概要

鬼才テリー・ギリアム監督が構想に30年の時間を費やし、なんと9回も企画に頓挫したという、映画史上最大の開発地獄に陥ったとも言われている作品です。

ストーリーの大筋はスペインの傑作的古典小説「ドン・キホーテ」を基に作られています。

「2人のローマ教皇」で知られるジョナサン・プライスと「スター・ウォーズ」シリーズに登場しているアダム・ドライバーとがメインキャストを務めました。

予告動画

映画【テリー・ギリアムのドン・キホーテ】あらすじ(ネタバレなし)

(C)2017 Tornasol Films, Carisco Producciones AIE, Kinology, Entre Chien et Loup, Ukbar Filmes, El Hombre Que Mat o a Don Quijote A .I.E., Tornasol SLU

いつの日か仕事にかける熱意を失ってしまっていた若手CM監督のトビーは、ある日スペインの田舎で撮影中に、妙な雰囲気をまとった男性からあるDVDを渡される。

偶然の出来事なのか、それはトビーが学生時代に監督し、賞に選ばれた映画「ドン・キホーテを殺した男」であった。

作品の舞台となった村が近いことを知りトビーはバイクを飛ばすと、そこには自分の映画のせいで変わり果ててしまった村の姿があった。

かつてドン・キホーテを演じた靴商人の老人は自分が騎士だと思い込み、清楚な女性だったアンジェリカは自分は女優になれると信じ村を飛び出していたのだ。

トビーの事を忠実な従者であるサンチョであると思い込んだ老人は、トビーを連れて無理やり大冒険に繰り出すのだが・・・。



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映画【テリー・ギリアムのドン・キホーテ】作品解説

(C)2017 Tornasol Films, Carisco Producciones AIE, Kinology, Entre Chien et Loup, Ukbar Filmes, El Hombre Que Mat o a Don Quijote A .I.E., Tornasol SLU

この映画の基となっている「ドン・キホーテ」はスペインの作家ミゲル・デ・セルバンテスが17世紀に書いた小説です。

物語のあらすじは、騎士道物語の読みすぎで自分は騎士だと思い込み、現実と凶日の区別がつかなくなったアロンソ・キハーノという郷士が自らを、「ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ」と名乗り、冒険に出かける物語です。

映画化の話が出たのは1988年、テリー・ギリアム監督はドン・キホーテの作品の中に個人対社会や正気の概念などの、自身の作品に広く存在する共通のテーマを見つけこれを映画にしようと試みました。

小説そのままの話ではスケールが大きすぎるため、ドン・キホーテのエッセンスを加えた物語を語る物語にしようとし、オリジナルキャラクターを作り脚本を書きあげ2,000年にクランクインします。

しかし、撮影地が軍用地に近かったため騒音の問題で録音ができなかったり、大雨による鉄砲水の影響や主演キャストがヘルニアになるなど不幸が続き撮影中止を余儀なくされています。

その後数々の権利問題や起用キャストの問題、資金繰りなど様々な問題が勃発し長い時間が流れ、2016年には監督自ら、映画が完成する前に死ぬのではないかと語ったほどです。

しかし、ついに全ての問題をクリアとし2017年3月クランクイン、同年6月に見事クランクアップを果たしましたが、なんと2018年に権利問題に関する判決が出て監督の映画化権が剥奪されてしまいます。

いったん全世界での配信は白紙となってしまいましたが、12月にスクリーン・メディア・フィルムズが配給権を獲得しました。

このように構想から映画公開まで非常に多くの困難が伴った映画であり、まさに監督の悲願ともいえる作品となっています。



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キャスト紹介

キャスト

ジョナサン・プライス(ドン・キホーテ)

アダム・ドライバー(トビー・グリソーニ)

オルガ・キュリレンコ(ジャッキー)

ステラン・スカルスガルド(ボス)

解説

自らを騎士と思い込んでしまう老人(ドン・キホーテ)を演じたのはジョナサン・プライスです。

ロンドンの王立演劇学校出身であり舞台俳優としてデビューし、1977年のブロードウェイデビュー作「Comedians」にてトニー賞はじめ各賞を受賞し注目を集めます。

その後も演劇を中心に活躍していたようで当初は映画への出演は少なかったようですが、1985年の「未来世紀ブラジル」でその風貌と芸術的な言い回しから映画界でも存在感のある俳優となります。

1995年の「キャリントン」でカンヌ国際映画祭で男優賞を受賞、その後も「エビータ」「パイレーツ・オブ・カリビアン」などに話題作に出演、最新作は2019年の「2人のローマ教皇」です。

トビー・グリソーニはアダム・ドライバーが演じています。

カリフォルニア出身であり、幼い頃から演劇を始めたそうですが、一時期は元アメリカ海軍に所属していたそうです。

退役後ジュリアード音楽院を卒業しTVシリーズで俳優デビュー、2012年からのテレビドラマシリーズ「Girls ガールズ」に出演したことで話題を呼び2013年から2015年のエミー賞にノミネートをされ続けました。

その後、ノア・バームバック監督の「フランシス・ハ」やスティーブン・スピルバーグ監督の「リンカーン」など有名監督の作品に出演し知名度をあげます。

2015年の「スター・ウォーズ フォースの覚醒」にも出演、また2018には「ブラック・クランズマン」にて第91回アカデミー賞助演男優賞にノミネートされました。

見どころ紹介&こんな人におすすめ

(C)2017 Tornasol Films, Carisco Producciones AIE, Kinology, Entre Chien et Loup, Ukbar Filmes, El Hombre Que Mat o a Don Quijote A .I.E., Tornasol SLU

この映画の見どころは鬼才と言われるテリー・ギリアムがその人生と執念をかけて作られています。

監督は小説「ドン・キホーテ」の中に個人対社会や正気の概念などの、自身の作品に広く存在する共通のテーマを見出しており、それを30年という長い時間をかけてどのように作品に落とし込み、そして表現したのかというところが見どころだと思います。

基本的には喜劇ですが、監督の独特で奇妙で幻想的な世界が映画の中には広がっており、観る人により様々な感想が生み出される作品です。

ギリアム監督のファンの方はもちろん、「ドン・キホーテ」のストーリーが好きな方、ここまで製作が難航した映画が果たしてどのような完成を迎えたのか気になる方も是非観に行ってもらいたい映画です。

まとめ

以上が「テリー・ギリアムのドン・キホーテ」のあらすじと見どころになります。

ギリアム監督の大ファンであるという爆笑問題の2人も公開を心待ちにしていたというコメントを残しています。

またこの映画の計画の頓挫をテーマにしたドキュメンタリー映画「ロスト・イン・ラ・マンチャ」を観ると、監督の映画にかける思いをより知ることができ、併せて観るのもお勧めです。

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