映画ネタバレと感想

映画【ジョーカー】ネタバレあらすじ!初めて明かされるジョーカー誕生の物語。感想とレビューも

(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DC Comics

DCコミックスのバットマンの敵として登場し、悪のカリスマとして絶大な人気を誇るジョーカー。

ジャック・ニコルソンやヒース・レジャー、ジャレット・レトなど数々の名優たちが演じてきましたが、これほどまでカリスマ性のある悪役がなぜ誕生したのかは語られてきませんでした。

本作では心優しい青年がなぜジョーカーに変貌したのかが描かれます。

ここでは、映画「ジョーカー」のあらすじを「ネタバレなし」、「ネタバレあり(結末まで)」のパートに分けてご紹介します。

後半では、感想レビューを書いていますので、そちらもぜひご覧ください。

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映画【アス】ネタバレあらすじ!自分自身に襲われる恐怖。感想レビューも



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【ジョーカー】予備知識

「ジョーカー」の予告動画

公開日(日本):2019年10月4日

監督:トッド・フィリップス

キャスト
アーサー・フレック/ジョーカー(ホアキン・フェニックス)
ロバート・デ・ニーロ(マレー・フランクリン)
ザジー・ビーツ(ソフィー・デュモンド)
フランセス・コンロイ(ペニー・フレック)
ビル・キャンプ(ギャリティ刑事)
シェー・ウィガム(バーク刑事)
ブレット・カレン(トーマス・ウェイン)
グレン・フレシュラー(ランダル)
リー・ギル(ゲイリー)
ダグラス・ホッジ(アルフレッド・ペニーワース)
ダンテ・ペレイラ=オルソン(ブルース・ウェイン)

作品概要
大都市ゴッサム・シティで心優しい青年アーサーは、母の介護をしながらスタンダップコメディアンを目指していました。

自身も病気を抱えながらもピエロに扮し人々を笑わせたいと意気込みますが、弱者であるアーサーに世間は容赦なく牙をむきます。

さらに、市の福祉予算がカットされソーシャルワーカーによるカウンセリングも終了。

アーサーは次第に追い詰められていく――。

【ジョーカー】あらすじ(ネタバレなし)

市の衛生局がストライキを起こし、ゴミで溢れかえるゴッサム・シティ。

貧富の差は拡大し、人々の鬱憤はたまっていく一方で、実業家のトーマス・ウェインが次の市長選への出馬を表明し、希望の光となっていました。

ピエロ派遣プロダクションで働きながらスタンダップコメディアンを目指すアーサー・フレックは、商店の閉店セールの看板持ちをしているところを街の悪ガキたちに襲われ、看板を奪われてしまいます。

アーサーは悪ガキたちを追いかけますが、路地裏に誘い込まれ、ボコボコにされ看板も壊されてしまいます。

アーサーが失意の中帰宅すると、同居中で介護が必要な母ペニーがテレビを観て喜んでいます。

テレビでは人気司会者のマレー・フランクリンが、軽妙な話術で観客の笑いを誘っており、それはアーサーの憧れの的でもありました。

ペニーは毎日のようにウェインに手紙を書き、返事を心待ちにしています。

30年前にウェインの会社に勤めていたようで、自身の貧困を救ってほしいと願っているのです。

翌日、アーサーが襲われたことを知った同僚のランドルが、護身用にと拳銃をアーサーに渡します。

社長から呼び出され話を聞きに行くと、看板を壊されたことに商店が怒っているようで、看板の弁償分を給料から引かれてしまいアーサーの生活はますます困窮を極めていきます。

定期的に行われるソーシャルワーカーによるカウンセリングで、アーサーは薬の量を増やしてほしいと頼みます。

アーサーは脳の障害から緊張すると笑ってしまう病気を抱えており、しばしば人々から気味悪がられていたのです。

ある日、アーサーが小児病院での仕事で子供たちに歌とダンスを披露していると、ランドルから譲り受けた拳銃を床に落としてしまいます。

プロダクションにそれがバレてしまい、アーサーは即刻クビを言い渡されます。

拳銃は笑をとるための小道具だったと言い訳しますが、どうやらランドルがアーサーは本物の拳銃を持っていると社長に密告したようです。

ピエロ姿のまま帰宅のため地下鉄に乗ると、3人の若者が女性をからかっており、アーサーは緊張から笑ってしまいます。

若者たちは何を笑っているのだとアーサーに詰め寄ります。

普段であれば病気のことが書いてあるカードを差出し理解を得るのですが、そのカードを差し出す間もなく3人はアーサーを殴りつけます。

必死に耐えるアーサーでしたが、我慢の限界に達し、持っていた拳銃で3人を殺してしまいます。

意外にも高揚感に包まれたアーサーは、隣の部屋に住み日頃から憧れていたシングルマザーのソフィー・デュモンドを強引に誘い、恋人関係になります。

(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DC Comics

翌日プロダクションに出向くと、同僚たちはクビになってしまったアーサーを心配してくれます。

地下鉄で若者が殺されたことも話題になっており、どうやら3人はトーマス・ウェインが社長を務める企業の証券マンだったようです。

トーマスは自社の従業員が殺されたことに対し「顔を隠さないと殺しが出来ない卑怯者の犯行」と声明を出しますが、その声明は市民から反感を買うことになります。

大企業の証券マンが殺されたことで、貧困層たちは「謎のピエロが金持ちを殺した」と犯人を英雄視していたのです。

カウンセラーからはカウンセリングは今日が最後だと言われてしまいます。

市が予算カットを名目にアーサーのような弱者への支援をやめるというのです。

それでもアーサーは必死になり、ナイトクラブに出演します。

ソフィーもその様子も見に来ていましたが、やはり緊張から笑ってしまい、観客から良い反応を得ることは出来ませんでした。

(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DC Comics
以下、結末までのネタバレになります。ご注意ください。


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【ジョーカー】あらすじ(ネタバレ)

ある日アーサーは、ペニーがトーマスに宛てた手紙を読んでしまいます。

手紙にはあなたの“妻”と“息子”が貧困で苦しんでいるから助けてほしいという旨が書かれていました。

驚いたアーサーがペニーを問い詰めると、ペニーはかつてトーマスと関係を持ったものの捨てられてしまったというのです。

真相を確かめるべくアーサーはトーマスの自宅に向かいます。

門の向こうではトーマスの息子ブルース・ウェインがおり、お父さんに会わせてほしいと頼みますが、執事のアルフレッド・ペニーワースが駆けつけブルースから離れるように言われてしまいます。

それでもアーサーは諦めません。

市民がピエロの覆面をかぶりデモを起こしている隙をついて自宅に潜入し、トーマスに近づきます。

アーサーが自分はあなたの息子だと主張するとウェインは、ペニーのことを気の狂った女だと言い、関係があったことはペニーの妄想だと主張します。

アーサーが帰宅すると、ペニーが救急車に運び込まれています。

どうやら地下鉄での殺人の容疑者にアーサーがあがり、警官が自宅に行ったところ、困惑したペニーが倒れてしまい頭を打ったというのです。

アーサーは救急車に乗り込み病院に向かい、ソフィーも駆けつけてくれます。

待合室でテレビを観ていると、なんと先日のナイトクラブで自身が出演した様子が流されています。

驚くアーサーでしたが司会者のマレーはアーサーのすべりっぷりを笑いものにしているようでした。

自宅に帰ると警察がひっきりなしに電話をかけてきますが、アーサーはこれをすべて無視します。

しかしある日、テレビ局から電話がかかります。

ナイトクラブでのアーサーの様子を流したところ反響が大きく、マレーの番組に出ないかというのです。

アーサーはこれを快諾し翌週の出演を約束します。

アーサーはペニーとトーマスの関係の証拠をつかむべく、ペニーが収容されていたという精神病院に向かいます。

受付でペニーの記録を求めると、ペニー本人の許諾がないと渡すことができないと言われてしまいますが、アーサーは強引に記録を奪い逃走します。

記録を確認すると、ペニーには虚言癖があると記載がありました。

どうやらトーマスの言っていたことが本当だったようです。

さらにペニーの当時の恋人が息子を虐待し、脳に障害を負わせたと記載があり、アーサーは絶望の淵に立たされます。

自身の障害は生まれながらのものだとペニーから言われそれを信じていたアーサーは、ペニーが入院する病院に向かい、クッションでペニーを窒息死させます。

いよいよ疲れ果てたアーサーがソフィーの家に入ると、ソフィーは怯えきり、出ていくように言われてしまいます。

ソフィーとの関係はすべて薬を断たれたことにより起こる妄想だったのです。

マレーの番組への出演当日、アーサーは髪を緑に染め、ピエロのメイクをほどこします。

そこにランドルが訪ねてきます。

どうやらプロダクションにも警官の捜査が入り、自身の銃をアーサーが持っていることを恐れ、黙っているように言いに来たのです。

しかしアーサーはこれに怒り、ハサミでランドルの首を切り裂き、壁に何度も頭を打ち付け殺してしまいます。

アーサーが自宅を出ると2人の警官が後を追ってきます。

(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DC Comics

街では金持ちへの反感デモが大規模化し、ピエロの覆面をかぶった人々で溢れかえっています。

地下鉄に逃げ込んだアーサーは巧みにピエロたちを誘導し、警官を襲わせてしまいます。

無事撮影現場にたどり着いたアーサーは、マレーの番組に出演します。

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自らを「JOKER」とマレーに呼ばせ、マレーに面白いことを話すように求められると、地下鉄で若者を殺したのは自分だと話し始めます。

さらに自分のような弱者を誰も気にかけないことに怒り狂い、拳銃でマレーを殺してしまいます。

逮捕されパトカーに乗せられるアーサーでしたが、放送を観ていた人々は暴動をさらに激化し街は壊滅状態です。

トラックがアーサーの乗るパトカーに突っ込み、人々はアーサーを助け出し祭り上げます。

路地裏に逃げ込んだウェイン一家は暴徒に襲われ、トーマスと妻のマーサが殺されてしまいます。

精神病院に収容されたアーサーしたが、カウンセラーを殺し、病院内で逃げ回るのでした。



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【ジョーカー】感想とレビュー

そもそも低所得者であり母の介護もしなければならないアーサーに、さらなる困難が次々と襲いかかります。

ピエロに扮し懸命に働いているところを悪がきに襲われ、そのために壊された看板を弁償させられてしまうアーサー。

脳の障害から緊張すると笑ってしまう病気があり、周囲から気味悪がられ、不運から仕事をくびになり、市からの福祉も断たれてしまうアーサー。

唯一見出した街一番の金持ちの息子かもしれないという希望も一瞬の塵とかします。

こんなにも不幸な人間がいるのだろうか?と考えさせられるのと並行して徐々に自分がアーサーに同情していることに気づかされます。

それはアーサー演じるホアキン・フェニックスの演技が完璧だからということもあるかもしれません。

アーサーの表情や背中から滲む哀愁、指先に至るまでの全身が精神的にも肉体的にも追い詰められているということをリアルに感じさせるのです。

さらにアーサーは、追い詰められるあまり人を殺してしまいます。

しかし、アーサーが人を殺してしまった時にはすでに、こんなにも理不尽なら人を殺してしまっても仕方がないと思えるほど同情させられてしまっています。

物語の中では、アーサーの行動に共鳴した人々が暴動を起こし、暴力を振るうようになっていきます。

どうしようもない困難に襲いかかられたらあなたもアーサーのようにジョーカーになってしまえば?と言われたようで、作品の内容に非常に満足したのと同時に、同じようなことが現実でも起こってしまうのではないかと恐ろしい気分にさせられました。

まとめ

ジョーカーの誕生の物語と並行して、バットマン誕生のきっかけとなる名シーンも用意されていました。

続編の発表はされていませんが、今後の展開にも期待がかかります。

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