映画ネタバレと感想

映画【オーヴァーロード】ネタバレあらすじ「J・J・エイブラムス製作による戦争サバイバル×???」感想評価も

(C)2018 PARAMOUNT PICTURES CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED.

「M:i:Ⅲ」や「スター・トレック」シリーズ、「スターウォーズ/フォースの覚醒」など多くのヒット作を生み出し、今やハリウッドを代表する映画監督のひとりとなったJ・J・エイブラムスが製作を手がけた戦争サバイバルアクション。

しかし、単なる戦争サバイバルにとどまらず、新たなジャンルを加えることで、これまで見たことのない境地へ観客を引きずりこみます。

主演には「マザー!」のジョヴァン・アデポ 、任務を指揮するフォード伍長役にはカート・ラッセルの息子ワイアット・ラッセルが出演しております。

ここでは、映画「オーヴァーロード」のあらすじを「ネタバレなし」、「ネタバレあり(結末まで)」のパートに分けてご紹介します。

後半では、感想レビューを書いていますので、そちらもぜひご覧ください。

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【オーヴァーロード】予備知識

「オーヴァーロード」の予告動画

公開日(日本):2019年5月10日

監督:ジュリアス・エイバリー

キャスト
ジョバン・アデポ(エド・ボイス)
ワイアット・ラッセル(フォード伍長)
ピルウ・アスベック(ワフナー)
マティルド・オリビエ(クロエ)
ジョン・マガロ(チベット)
イアン・デ・カーステッカー(チェイス)
ドミニク・アップルホワイト(ローゼンフェルド)

作品概要
1944年6月、連合国の第101空挺師団は、ドイツ軍が設置した妨害電波塔を破壊するためフランスの小さな村に降り立った。

ドイツ軍の迎撃により極限状態の中で、彼らの前に姿を現した驚愕の敵の姿とは――?

【オーヴァーロード】あらすじ(ネタバレなし)

1944年6月、ナチスドイツ軍の殲滅のため開始されたノルマンディ上陸作戦直後。

連合国の第101空挺師団は、フランスのシエルブランという小さな村の教会に設置された妨害電波塔を破壊する任務のため、戦闘機で現地に向かっていました。

シエルブランに近づくにつれて激しくなる敵からの攻撃に戦闘機は破壊されてしまい、兵士たちはやむなく予定地より手前で散り散りにパラシュートで落下していくとになってしまいます。

無事地上に降り立ったのは、エド・ボイス二等兵、指揮を執ることとなるフォード伍長、狙撃の名手チベット、カメラマンのチェイスの4人でした。

目的地に向かう途中、コソ泥を働いていたフランス人の女性クロエに出会い、案内役を頼みます。

無事シエルブランに到着した4人は、クロエの家に迎え入れられます。

クロエの家には幼い弟ポールと、姿は見えませんが重病を抱えたという叔母が2階で呻き声を上げておりました。

ドイツ軍の監視が厳しいため、4人は屋根裏に姿を隠し、今後の作戦を練ることにします。

屋根裏から外を見ると、村人がドイツ軍に連れ去られておりました。

さらに、ボイスが叔母の部屋を覗くと、怪物のような姿になった叔母と目があってしまいます。

クロエに事情を聞くと、ナチスの医者が研究と称して定期的に村人を連れ去っており、クロエの両親も連れ去られてしまったようです。

妨害電波塔破壊の任務に4人では少ないため、チベットとチェイスは他に無事上陸した仲間がいないか探しに出かけます。

そこへワフナーというドイツ軍将校が部下を引き連れ、クロエの家にやってきます。

ワフナーはクロエと二人きりになるため部下を外に出すと、ポールも両親と同じ目に合わせるとクロエを脅し、レイプしようとしますが、屋根裏に息を潜めていたボイスが、フォードの制止を振り払いクロエを助けます。

ワフナーを捕らえたものの、ワフナーが戻らなければドイツ軍はまずこの家を捜索することになるので、任務は急を要する事態となりました。

フォードはボイスに、チベットとチェイスを連れ戻すように命令します。

道中でボイスは、ドイツ軍の軍用犬に見つかり追われてしまい、近くを走っていたトラックの荷台に飛び込みますが、荷台には大量の死体が積まれています。

トラックはドイツ軍の施設に到着し、ボイスは荷台から飛び出し、監視の目を掻い潜り施設に潜入します。

以下、結末までのネタバレになります。ご注意ください。


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【オーヴァーロード】あらすじ(ネタバレ)

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施設では大規模な人体実験が行われており、首だけになっても喋る女性や、袋の中で蠢く人間の姿がありました。

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さらにボイスは、同じ戦闘機に乗っていたローゼンフェルドを発見し、ベッドに繋がれ、腹に管を通されていたところを助け、薬が入った注射器を1本持ち出し、地下用水路から逃げ出します。

クロエの家に戻ると、チベットとチェイスも戻ってきていました。

ボイスは皆に施設で見たことと、施設の地下用水路から潜入すれば、妨害電波塔を破壊できることを話します。

フォードはワフナーを拷問し、施設の構成人数が40人程度であることを聞き出しますが、肝心な実験内容については口を割りそうにありません。

翌日、施設に潜入する際の案内役に利用するため、屋根裏に縛り上げていたワフナーをチェイスが起こしに行きますが、ワフナーの狡猾な罠にかかり、銃を奪われ殺されてしまいます。

ボイスがふと思い立ち、拾ってきた注射器をチェイスに刺すと、なんと息を吹き返します。

しかし、チェイスの骨格は次第に変形し、怪物のような姿となり、とんでもない力で皆に襲いかかります。

ワフナーは、千年国家を築くための不死身の兵士を創り上げるため、この土地のタールを元に、その薬を精製したと言います。

フォードがいくら銃撃しても起き上がり続けるチェイスでしたが、ボイスが涙ながら頭をかち割り再起不能にします。

その混乱の隙をついてワフナーは、ポールを誘拐し逃げ出そうとします。

4人とクロエはワフナーを逃すまいと、銃撃戦の末顔に銃弾浴びせるものの、すんでのところで取り逃がしてしまいます。

顔の重症に苦しむワフナーは施設に戻ると、医者の制止を振り切り、自身にタールを注射します。

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クロエはポールを取り戻すため、4人と施設に潜入する決意をします。

フォードはクロエを囮にし、ドイツ兵を1人捕まえ、その兵士に爆弾をくくりつけ施設の入り口に突撃させます。

爆発に驚いた施設の人間たちが続々と出てきますが、チベットとローゼンフェルドが銃撃で陽動し、その隙にボイス、フォード、クロエは地下用水路から施設に潜入します。

クロエはポールを見つけ2人で逃げ出そうとしますが、タールを注入された怪物に襲われてしまい、ポール1人で村に戻るように言います。

クロエは1人で怪物を引きつけ、見つけた火炎放射器で撃退し、ポールのあとを追います。

ボイスとフォードは、施設内に時限爆弾を仕掛けようとしますが、怪物と化したワフナーに見つかってしまいます。

フォードはワフナーに瀕死の重傷を負わされてしまい、ボイスもピンチに陥りますが、フォードは自身にタールを注射し、ワフナーに立ち向かいます。

ボイスとフォードは協力しワフナーを倒しますが、フォードは連合軍もタールの存在を知れば、ドイツ軍と同じ使い方をする可能性があると考え、爆発する施設に残ることを決意します。

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妨害電波塔を爆破した後、連合軍の援軍が続々とフランスに上陸し、村には平和が訪れるのでありました。

ボイスは上官に、施設で人体実験の噂があるが何か見てないかと問われますが、フォードの意志を尊重し、何も見ていないと答えるのでした。



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【オーヴァーロード】感想とレビュー

戦争サバイバルアクションに加え、ナチスが生み出した衝撃の「何か」が待ち受けいて、その「何か」は劇場で実際に観るまでのお楽しみ、という宣伝の方針がとられていました。

しかし、王様のブランチの映画コーナーで、LiLiCoさんが「キャプテン・アメリカ的な何か」と発言したりと、ナチスが人体実験で創り上げたゾンビ的な強化人間が出てくることは隠しきれてなく、むしろ隠すつもりもないのだろうと感じました。

そして期待は、「戦争サバイバルアクション×ゾンビ」という、アカデミー賞のような大賞には引っかることはないB級テイストの中で、何を見せてくれるのかということと、もしかするとJ・J・エイブラムスが製作に加わることで、とんでもなく素晴らしいA級映画になるかもしれないという二つの方向に膨らんでいきましたが、どちらの期待も見事に満たしてくれました。

前半は戦争テイストの描写が多く、戦闘機が銃撃を受け、人が死んでいく生々しさや、いつナチスに見つかるか分からないという臨場感を味わうことができます。

後半は人体実験や強化人間同士の戦いなど、ホラーなB級テイストのオンパレードですが、戦闘やグロテスクな描写にB級映画特有のチープさは全く感じませんでした。

これまで大人しかった女性ヒロイン(本作ではクロエ)が、突如頼もしい表情になり、火炎放射器を怪物にぶっぱなすシーンなど、B級映画ファンへのサービスも忘れられておらず、あっという間の110分間でした。

まとめ

戦争映画とB級ホラーの良いところをうまく組み合わせた鑑賞後の満足感の高い作品です。

第二次世界大戦を舞台としていますが、難しいことは考えず気軽に鑑賞ができるところも高ポイントです。

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