映画ネタバレと感想

映画【シャザム!】ネタバレあらすじ「こどもがスーパーヒーローに」感想評価も

(C)2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

「シャザム!」は1940年代に初めて世にお披露目され、それから半世紀以上を経てついに待望の映画化となりました。

「シャザム!」はこれまでのDCコミック映画とは毛色が違い、コメディ食の強い作品になっています。

マーベルコミックの「デッドプール」と比較されることの多い本作ですが、「デッドプール」とは対照的に、大人から子供まで、人を選ばず楽しめる作品となっています。

ここでは、映画「シャザム!」のあらすじを「ネタバレなし」、「ネタバレあり(結末まで)」のパートに分けてご紹介します。

後半では、感想レビューを書いていますので、そちらもぜひご覧ください。

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【シャザム!】予備知識

「シャザム」の予告動画


公開日(日本):2019年4月19日

監督:デビッド・F・サンドバーグ

キャスト
ザカリー・リーバイ(シャザム)
アッシャー・エンジェル(ビリー・バットソン)
マーク・ストロング(サド)
ジャック・ディラン・グレイザー(フレディ・フリーマン)
グレイス・フルトン(メアリー・ブルームフィールド)
フェイス・ハーマン(ダーラ・ダドリー)
イアン・チェンユー(ジーン・チョイ)
ジョバン・アルマンドペ(ドロ・ペーニャ)
クーパー・アンドリュース(ビクター・バスケス)
マルタ・ミランス(ローザ・バスケス)
ジャイモン・フンスー(シャアム魔術師)

作品概要
「シャザム!」はある日いきなり、超人的な能力を手に入れた14歳の少年が、その力を世のため人のためではなく、くだらない遊びや金儲けに使うというこれまであったようでなかった異色のヒーロー映画。

スーパーマンのような力を少年が手にしたらどうなるか、本作では誰もが一度は想像したことのあるようなこの夢想を実現しています。

スーパーパワーをくだらないことに使っているようすに爆笑すること必至です。

【シャザム!】あらすじ(ネタバレなし)

1974年のクリスマスの日。サデウス・シヴァナ(サド)少年は、父が運転する車に兄とともに乗車していた。

サドは占いができる子供向けのボールで遊んでいると、突如ボールに謎の文字が現れ、走行中の車から異空間に飛ばされてしまう。

異空間はおどろおどろしい神殿のような洞窟で、そこには魔術師シャザムが待ち構えていた。

魔術師シャザムはサドに自信の後継者になってほしい旨を伝え、その試験として、封印されていた7つの大罪に誘惑されないかサドを試した。

しかし、サドは誘惑に負けてしまい、後継者には選ばれなかった。

サドは洞窟から走行中の車に戻される。

突然の出来事に混乱したサドの気が動転したことによってトラックとの衝突事故を引き起こしてしまう。

サドの兄は無事だが、父親はかなりの重症を負う。

サドは兄に「お前のせいだ」と責められる。

大破した車の傍のボールには「我らを見つけろ」というメッセージが浮かび上がっていた。

物語は現在に移る。

幼い頃に母親と生き別れになった孤児のビリー・バットソンは警察の厄介になりながらも、母親の苗字を頼りに母の所在を探していた。

彼は母を探す度に里親を転々としていた。

そんななかビリーは新たな里親であるビクターとローザ夫妻のもと、足が不自由なフレディ、アフリカ系の可愛らしいおしゃべりなダーラ、高校生で大学進学を控えるメアリー、ヒスパニック系で無口なペドロ、アジア系でゲームが大好きなユージーンの血の繋がらない兄妹との共同生活を送ることとなった。

中年になったサドは自身の研究所で、あの洞窟について研究していた。

そこでサドは幼い頃の自分と同じように、いきなり洞窟に飛ばされた人々の証言を収集しており、ついに手がかりを得た。

サドは手がかりの文字をドアに記し、洞窟に向かった。

そこでサドは七つの大罪の魔物たちを自身の体に取り込み超人的な力を得る。

以下、結末までのネタバレになります。ご注意ください。


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【シャザム!】あらすじ(ネタバレ)

ビリーは義理の兄妹たちとともに学校に通い始めた。

そこで、足の弱いフレディは、年上のトラックを乗り回すいじめっ子に、いじめの対象にされていた。

フレディがいじめられているのを見かねたビリーはいじめっ子を張り倒し、地下鉄に逃げ込んだ。

地下鉄に乗ったビリーの周りから乗客が一瞬にして消え去り、ビリーはシャザム魔術師の洞窟に飛ばされてしまう。

7つの大罪を解放され、魔力も弱まってきた魔術師は、ビリーに試練を課すこともなく、自身の力を簡単に譲渡する。

ビリーは力の譲渡によって容姿は、スーパーヒーローの格好をした筋骨隆々の成人男性になってしまう。

(C)2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

自身の容姿が激変してしまったビリーが相談できるのは義兄弟のフレディだけだった。

最初こそビリーの容姿の変化に驚きをかくせなかったフレディだったがすぐに順応し、早速、ビリーがどんな能力を持っているかを確かめる。

まずは、大人になった容姿でお酒を買えるのかを確かめるためコンビニに赴く二人だが、そこで強盗に出くわす。

ビリーは強盗に銃で撃たれるも、体には傷一つ付かない。

その後、泥棒を撃退した二人は、路上で能力の詳細を研究していく。

目にも止まらぬ速さで移動できたり、手から電流を流せることを確認する。

ビリーがスーパーパワーを持っていることを確認した二人だが、元の少年の姿に戻る方法がわからない。

その日はとりあえず息をひそめながら家に戻ったのだが、妹のダーラに見つかってしまう。

ダーラにあれこれと言い訳していた際に「シャザム」とビリーが発音すると、けたたましい音とともに、元の姿に戻った。

しかし、おしゃべりのダーラに返信の秘密がバレてしまう。

ビリーはなんとかダーラに変身の秘密を口外しないことを誓わせる。

(C)2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

それまであまり仲の良くなかったフレディとビリーは、ビリーのスーパーパワー獲得によって仲睦まじくなり、スーパーパワーの実験を始め、その様子をSNSで拡散し始める。

目からビームはでるのか、空をとべるのか、火に包まれても大丈夫なのかなど、ありとあらゆるヒーローっぽい能力を次々に試してネット上にアップしていく。

二人の制作した実験動画は瞬く間に人気となり、ビリーが扮するスーパーーヒーローは一躍有名人になる。

7つの大罪の魔力を手に入れたサドは、父親が経営する大企業に単身で乗り込む。

重役が集まる会議室には、過去の自動車事故で下半身不随になった父親と兄の姿が。

邪悪で強力な力を得たサドはその場にいる人間を皆殺しにする。

そこでサドはシャザム魔術師の力を受け継いだものがいることを知る。

ビリーとフレディは、スーパーパワーで稼いだ金でストリップを見たり、いじめっ子のトラックを破壊するなど、くだらないことにスーパーパワーを使っていた。

スーパーヒーローとして注目され、世間の話題になってきたビリーは、フレディにスーパーヒーローの姿で学校で昼食をとろうと提案される。

このことをきっかけにビリーとフレディは口論になり、ビリーは家出してしまい、学校にもいかなくなってしまう。

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ビリーは一スーパーヒーローの姿で街にくりだしていると、車と交通事故にあいそうな義姉のメアリーを見かける。

ビリーはメアリーを助ける。

そんな、メアリーに事情を尋ねると、大学に合格したが、家族と離ればなれになるのが辛いと彼女吐露する。

ビリーは、自分のために生きろと優しく慰める。

フレディと仲違いしたビリーは、スーパーヒーローの姿で一人でSNSに投稿するためのパフォーマンスをする。

そこにフレディが現れ、2人は激しく言い争いになる。

そんな最中、スーパーヒーローのビリーが放った電撃がバスに直撃し、橋から落下しそうになる。

慌てたビリーは、なんとかバスの落下を防ぐ。

自らが招いた危機を、自らの手で解決しただけだが、人々やメディアは彼のこと称賛する。

(C)2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

バス事故の直後、ビリーのスーパーパワーを欲しがるサドが、メディアで取り上げられているスーパーヒーローを目にする。

サドはビリーを襲撃しパワーを奪おうとする。圧倒的な力の差でビリーを襲うサド。

ビリーはなすすべなく、ただ逃げることしかできない。

ビリーは変身を解いて、少年姿にもどり、サドを巻くことに成功する。

しかし、サドはテレビモニターに映るフレディとスーパーヒーローが口論しているようすを発見する。

サドはフレディにビリーの居場所を詰問し、ビリーを拉致する。

家にもどったビリーは、家族に心配されてたのもあり、温かくむかえいれらる。

義兄妹たちはフレディとスーパーヒーローがテレビに映しだされ、二人が会話しているようすを目にする。

義兄妹たちはビリーがスーパーヒーローであることに気づいてしまう。

ひとり秘密を知っていたダーラが真実をうちあけ、ビリーがスーパーヒーローであることを裏付ける。

ダーラは秘密をうちあけて、すっきりとしている。

家に戻ってきたビリーに、義兄妹たちはビリーの母親の所在を掴んだと報告する。

実の母親は2駅先の近所に住んでいると発覚する。

ビリーは瞬く間に家を飛び出し、母親のもとに急行する。

母親と幼い頃以来の再会を果たすビリー。しかし、母親は困惑した表情をしている。

実はビリーの母親は当時、経済的にも精神的にも困窮しており、子供を育てられる自信がなかった。

迷子になったビリーが、警察に保護されたのを確認すると、母はビリーのもとを離れたのだ。

そんな事実を告げられたビリーは母に「ただ自分は元気でやってる」と伝えたかったと言い、母親のもとを去る。母とはぐれた日にもらった玩具を母親に渡して。

母との再会を果たしたビリーに義兄妹たちがサドに人質にされているとフレディから連絡が入る。ビリーはすぐに家に戻る。

サドは人質になった義兄妹を解放する代わりに、ビリーのスーパーパワーを譲渡することを要求する。

ビリーは要求に応じ、シャザム魔術師の洞窟にサドと赴く。

サドはビリーからスーパーパワーを強奪しようと手荒くするが、フレディーの投げたバットマンの手裏剣がサドの後頭部に命中する。

無敵に思えたサドの後頭部には傷がつく。

ビリーはたじろぐサドの隙をついて、その手裏剣でサドを切りつけ、応戦しにきた義兄妹を連れて逃げる。

しかし、洞窟からの出口が見つからない。

ビリーはフレディに言われるがまま、やったことのない瞬間移動をする。

なんとか瞬間移動を成功させストリップ小屋に義兄妹とともに移動する。

ビリーと義兄妹たちはカーニバルの雑踏に紛れ込んでサドの目をくらますが、ビリーがスーパーヒーローの姿から少年に戻る際に出る放電でサドに居場所がバレてしまう。

サドの攻勢に押されるビリーは、全く歯が立たない。

ついに、サドは七つの大罪のモンスターたちを使い義兄弟たちを人質にとる。

ビリーははなすすべもなくシャザム魔術師の杖に手をかざしスーパーパワーをサドに差し出そうとするが、シャザム魔術師の兄弟の玉座の話を思い出し、義兄妹たちに杖を握らせ「シャザム」ととなえさせる。

すると義兄妹たちもビリーのように成人した姿になり、スーパーパワーを手に入れる。

強力なパワーを手に入れた義兄妹たちは七つの大罪のモンスターたちを追いつめていきながら、カーニバルの客たちを救出していく。

ビリーも七つの大罪のモンスターを体内から放出して魔力の弱まっているサドを徐々に圧倒していく。

ついに、サドの体内に残った七つの大罪のモンスターである「嫉妬」を、ビリーが挑発してサドの体内から放出させ、無力になったサドを倒すことに成功する。

ビリーと義兄妹たちはサドから7つの大罪のモンスターを取り出し、シャザム魔術師の洞窟に封印する。

ついでに、洞窟を彼らの隠れ家にすることを決める。

サドとの戦いを終え、家路についたビリーと義兄妹たちは里親とともに夕食とる。

その食卓には他人行儀なビリーの姿はなく、本当の兄弟のように仲睦まじい姿のビリーがいる。彼らは本当の家族になったのだ。

学校でひとり寂しく昼食をとっているフレディ。

以前、スーパーヒーローと知り合いと言って、スーパーヒーローが昼食に来ると結果的に嘘をついてしまったため、学校では浮いている。

そんな孤立したフレディのもとにスーパーヒーロー姿のビリーがやってくる。

その直後「友達を連れてきた」とビリーの紹介でスーパーマンも登場する。

刑務所に入ったサドは、監房に古代の文字を書きなぐって、錯乱している。

そんなサドに奇妙な芋虫が話しかける「我々が神を作った」と。



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【シャザム!】感想とレビュー

ジェームズ・ワン監督の「アクアマン」の公開後に上映されたのが「シャザム!」です。

DCエクステンデット・ユニバースの一環として製作された「シャザム!」は、過去のDC作品とは一線を画す作品となっていました。

DCコミック映画といえば、「ダークナイト」や「スーサイドスクワッド」の「ダークナイト」のような作品を想像しがちなのですが、本作はそれらの作品とは対照的に、快活な喜劇調で展開されていました。

「中学生が超人的な力をを手に入れたら」という誰しもが一度は考えるであろう想像がスクリーンのなかで実現されるさまは、中二病患者のゆめが現実のものになったような嬉しさがありました。

「シャザム!」はぼーっと見ていると単なるコメディーのように勘違いしてしまいそうなのですが、登場人物たちの設定はダイバーシティに則って描かれており、そこらへんのコメディ映画ではないという印象をうけました。

「シャザム!」はビリー・バットソンが孤児で多くの家庭のお世話になっているという点に重きが置かれています。

このことは、本作がマジョリティーについて描いた映画ではなく、マイノリティーについて描かれた映画であると強くしめしているように感じました。

ビリーが新しくはいる家庭の義兄妹たちは人種も性質もバラバラです。

フレディは足に障害を抱えており、多数派の権化のようなイジメっ子に目の敵されています。

妹のダーラはアフリカ系で口から生まれたようなおしゃべり、弟のユージーンはアジア系でゲームが大好き、さらに他の弟のペドロはぽっちゃりで無口。

人種も性質も多様なな人々が1つの家庭でくらしている。

この多様な家庭についての描写が本作のテーマであると感じました。

まとめ

「シャザム!」のラストで義兄妹たちは超人的な能力をもったヒーローなります。

これまでのヒーローといえば白い肌の碧眼というのがお決まりでしたが、「シャザム!」ではその固定観念に真っ向から反論していいます。

どんな人種でも性質でも誰かの助けになりたいと思えばヒーローになれる。

「シャザム!」はそんなダイバーシティをヒーロー映画という観点から肯定する素晴らしい作品です。

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