映画ネタバレと感想

映画【スパイダーマン:スパイダーバース】ネタバレ(あらすじ)と感想評価「多次元のスパイダーマンが集結!」

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異なる次元で活躍するスパイダーマンたちが一つの次元に集結!

13歳の少年マイルスがスパイダーマンとして成長していく姿を描いたアニメーション作品で、第91回アカデミー賞で長編アニメーション賞を受賞しています。

ここでは、映画「スパイダーマン:スパイダーバース」のあらすじを「ネタバレなし」、「ネタバレあり(結末まで)」のパートに分けてご紹介します。

後半では、感想評価について書いていますので、そちらもぜひご覧ください。

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【スパイダーマン:スパイダーバース】予備知識

「スパイダーマン:スパイダーバース」の予告動画

公開日(日本):2019年3月8日

監督
ボブ・ペルシケッティ
ピーター・ラムジー
ロドニー・ロスマン

キャスト
シャメイク・ムーア(マイルス・モラレス/スパイダーマン)
ジェイク・ジョンソン(ピーター・B・パーカー/スパイダーマン)
ヘイリー・スタインフェルド(グウェン・ステイシー/スパイダー・グウェン)
ニコラス・ケイジ(スパイダーマン・ノワール)
キミコ・グレン(ペニー・パーカー)

作品概要

スパイダーマンことピーター・パーカー亡き後のニューヨークで、さまざまな次元のスパイダーマンが一堂に集結する長編アニメーション作品。

主人公マイルスの成長はもちろん、それぞれが異なるアニメーション手法で描かれるスパイダーマンたちにも注目です。

【スパイダーマン:スパイダーバース】あらすじ(ネタバレなし)

ニューヨークに住む13歳のマイルス・モラレスは、成績優秀がゆえ父からの期待を受け、エリート校に転入したが、新しい環境に馴染めずにいました。

マイルスは嫌なことがあるとしばしば叔父であるアーロンの家に遊びにきていました。

アーロンは学校の勉強ではなく、グラフィックアートに夢中になるマイルスの唯一の理解者なのです。

その日もマイルスは叔父の元へ訪れます。

マイルスの心境を察したアーロンは、とっておきの場所である高架下にマイルスを連れて行き、好きなようにグラフィックアートを描かせるのでした。

そこでグラフィックアートに夢中になったマイルスは、蜘蛛に噛まれスパイダーマンの能力を得たのだが、その能力をコントーロールできず困惑することになります。

再び高架下に訪れたマイルスは、スパイダーマン(ピーター・パーカー)とグリーン・ゴブリンとの戦いに巻き込まれてしまいます。

家族を失い悲しみにくれたキングピンが、ヴィランたちを従え、次元を操作し、別の次元から家族を取り戻そうと策略していたのです。

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スパイダーマンはマイルスの目の前で敵に破れ、次元装置のキーをマイルスに託し死んでしまいます。

ニューヨーク中が悲しみに包まれ、マイルスもその場にいながら何もできなかった後悔に暮れます。

さらにはピーターから預かったキーを誤って壊してしまう有様であったのです。

そんな中、マイルスの前に現れたのは死んだはずのピーター・パーカー……ではなく、キングピンが次元を歪めたことにより、別次元からやってきたピーター・B・パーカーでした。

以下、結末までのネタバレになります。ご注意ください。


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【スパイダーマン:スパイダーバース】あらすじ(ネタバレ)

彼は本物のピーターと似ているようだが、すでに老け、腹も出ており、妻とも離婚しているぐうたらな人間になっていたが、ヒーローといての能力は健在。

教えを請うマイルスをはじめは邪険にしていたものの、自身も元の次元に戻るのにマイルスに協力してもらうためヒーローとしてのあり方を教え始めます。

二人はマイルスが壊してしまったキーの元のデータを盗むため、キングピンのアジトへ侵入するも、ドクター・オクトパスとプラウラーが待ち受けます。

返り討ちに合いそうになるところを助けに現れたのは、これまた別次元よりやってきて、マイルスと同じ学校に通う、スパイダー・グエンでありました。

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グエンはピーター・パーカーの叔母メイ・パーカーの元二人を連れて行きます。

そこで待っていたのは1930年代に活躍するハードボイルドでモノクロのスパイダーマン・ノワール、未来のニューヨークに暮らし、ロボットを操縦するペニー・パーカー、カートゥーンの世界で活躍するスパイダー・ハムでした。

異次元からやってきたスパイダーマンたちは、この次元に残っていると次第に弱っていき、死んでしまうことが判明し、マイルスは彼らを元の次元に戻すことを決意します。

マイルスはピーター・B・パーカーによる特訓を受けますが、やはり自身の能力をコントロールすることが出来ません。

また、スパイダーマンたちからのよせられる期待の重圧に耐えられなくなっていき、アーロンの元へ訪れますが、アーロンは実はプラウラーとしてキングピンに従っていることを知ってしまいます。

マイルスはスパイダーマンたちの元へ帰りますが、あとをつけたキングピンの一味が襲撃。

マイルスはプラウラーに追い詰められるも自身のマスクを脱ぎ、身を明かし助かります。

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しかし、マイルスを始末できなかった代償として、アーロンはキングピンに殺されてしまいます。

集結したスパイダーマンたちは、それぞれが元の次元に戻った後、誰かがこの次元に残り、次元装置を破壊しなければなりません。

そこで、そもそもこの次元の人間であるマイルスに白羽の矢が立ちますが、マイルスは自身の能力をコントローすることすらできないので、ピーター・B・パーカーがこの次元に残ることを決意します。

マイルスを置いてキングピンに立ち向かっていったスパイダーマンたちでありましたが、マイルスは覚醒、自らの能力を自在にコントロールし、キングピンを撃破。

スパイダーマンたちは元の次元に無事帰っていくのでした。

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【映画名】感想と評価

スパイダーマンは基本的にはピーター・パーカーなる人物が、蜘蛛に噛まれて能力を得てヒーローになったということが描かれていますが、死んで別の人物がスパイダーマンになったり、はたまた生き返ったり、別次元では別人のスパイダーマンが活躍したりと、それぞれの作品で見れば魅力的なものでも「スパイダーマン」という一括りで見るにはあまりにもカオスな状況にあります。

大人の事情が働いて生まれたスパイダーマンもいるのではないかと想像してしまうものもあります。

しかし「スパイダーマン:スパイダーバース」では、これまでのカオスな状況を昇華し、一つの作品として見事な出来栄えです。

マイルスのいる次元の人物は実写風のアニメで描かれますが、ペニー・パーカーは日本のセルアニメ、ノワールはモノクロ、スパイダー・ハムはカートゥーン風とそれぞれが違うアニメーション手法で表現されていますが、その違和感すらも楽しめる作品です。

コミックの手法もふんだんに取り入れられ、マイルスがスパイダーセンスを身に着け、自身の考えが頭の中で響き渡るシーンでは、その考えが吹き出しとして表現されます。

これは彼はスパイダーマンになると同時にコミックの主人公になるのであるという表現で、これまでには全くみることのなかった表現手法の一つです。

また、主人公のマイルスは、13歳の子供であり、ニューヨークに住んでいるといっても、アフリカ系の父とヒスパニックの母の間に生まれた黒人です。

「ブラックパンサー」で黒人のヒーローが大きく注目されましたが、一般的にいえばこれまでのヒーロー像にはあてはまらない人物です。

しかし、誰でもヒーローになれる、否、力を身につけてしまった以上、誰でもヒーローにならなくてはならないというメッセージがこの映画には込められています。

マイルスがスパイダーマンになる決意をし、コスプレ店にスパイダーマンの衣装を買いに行く際、店主としてスタン・リーが登場します。

衣装のサイズが合うか心配するマイルスに、たとえ大きくてもこれから合うようになると諭すスタン・リーに感涙必至です。

まとめ

これまで描かれてきた数多くのスパイダーマンが、大きな風呂敷に包まれ、まったく新しいというだけでなく見事なエンターテインメントに生まれ変わっています。

吹き替えでも字幕でも、2Dでも3Dでも観るたびに発見がある作品です。

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