サウス・バイ・サウスウエスト映画祭2016でプレミア上映されたジュリア・ハート監督の映画が2019年11月1日より公開となります。
アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた俳優ティモシー・シャラメが恋する高校生役を演じたヒューマンドラマです。
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映画【マイ・ビューティフル・デイズ 】作品概要
公開日(日本) :2019年11月1日
上映時間 :86分
原題 :Miss Stevens
監督 :ジュリア・ハート
脚本 :ジュリア・ハート ジョーダン・ホロウィッツ
作品概要
高校を舞台に、教師に恋心を持つ行動障害がある青年とその教師との関係を描いた青春ヒューマンドラマ映画です。
人付き合いが苦手な主人公ビリーを、アカデミー賞ノミネート俳優ティモシー・シャラメが演じたことで話題となっています。
美しい英語教師・スティーヴンス先生役のリリー・レーブは本作でサウス・バイ・サウスウエスト映画祭最優秀女優賞を獲得しました。
予告動画
映画【マイ・ビューティフル・デイズ 】あらすじ(ネタバレなし)
主人公のビリーは無口で人付き合いの苦手な高校生。
彼が学校で気になっているのはクラスメイトの女の子たちではなく、英語教師スティーヴンス先生。
ある週末、ビリーはクラスメイトでもリーダー的存在であるマーゴットに誘われ、陽気なサムとその引率のスティーヴンス先生とともに週末三日間の演劇大会に参加することになる。
出発前、スティーヴンス先生は校長先生にとあることを告げられる。
ビリーは行動障害を持っており、薬を飲んでいる、と。
生徒との関係を保つために細心の注意を払って生徒と接しようと努めるスティーヴンス先生だが、そんな彼女にビリーは真っすぐ自分の感情をぶつける。
作品解説
行動障害で内気のビリーを中心に、自信家のマーゴットと明るく陽気なサム、そして自らも悩みを持ちながら大人として教師をしているスティーヴンスの絶妙な関係性を、「演劇大会」という限られた日数の中で描いています。
本作映画の監督、ジュリア・ハートは本作が長編デビュー作品作品でありながら、アメリカテキサスで行われる大規模イベントサウス・バイ・サウスウエスト映画祭2016でプレミア上映され、リリー・レーブが同イベントで最優秀女優賞を受賞するなどこれから注目すべき監督の一人です。
彼女は本作の脚本も担当しており、初めて書いた脚本「キーピング・ルーム」はダニエル・バーバー監督により、ヘイリー・スタインフェルド、サム・ワーシントンら出演で映画化もされています。
脚本家になる前は元々教師をしていたようで、本作の執筆にあたり自分自身の経験からヒントを得たといいます。
また本作では劇中歌にも注目して聞いてもらいたいです。
バンド・アメリカの1970年代のヒット曲「金色の髪の少女」がスティーヴンス先生を思うビリーの心を現すかのように流れます。
#マイ・ビューティフル・デイズ
監督はジュリア・ハート。本作が監督デビュー作で、教師の経験もある自身の体験も織り込まれた脚本も執筆。
共同脚本は夫であり『ラ・ラ・ランド』のプロデューサーでもあり本作の製作も手がけたジョーダン・ホロヴィッツ。 pic.twitter.com/EfxPPff4oL— 映画『マイ・ビューティフル・デイズ』11/1(金)公開 (@missstevens1101) October 7, 2019
キャスト紹介
キャスト
ティモシー・シャラメ(ビリー)…行動障害がり内気な高校生。教師であるスティーヴンスに恋心を抱く。
リリー・レイブ(レイチェル・スティーヴンス)…高校の英語教師。何処か憂いのある雰囲気を持っている。
リリ・ラインハート(マーゴット)…クラスの中心的存在で演劇が大好き。
アンソニー・クインタル(サム)…明るく陽気な性格。
解説
ビリーを演じるのは今注目の俳優ティモシー・シャラメです。
幼少期からCMで活躍し、映画デビューは2008年の短編映画、その後テレビドラマや映画に出演してきました。
有名となるきっかけとなったのは2017年の映画「君の名前で僕を呼んで」で演技を絶賛され第90回アカデミー主演男優賞にノミネートされたことです。
また今秋から Netflixにて配信がスタートする歴史超大作「The King」にて主役のヘンリー五世に抜擢されるなど今後の活動にも注目が集まっています。
そんな彼がブレイク前の10代最後の年に出演した映画として注目されているのが本作「マイ・ビューティフル・デイズ」です。
監督にとってビリー役にふさわしい人物がこの映画にとって全てだったようで、まさにティモシー・シャラメはその役にふさわしい存在だったと言えるでしょう。
最旬俳優ティモシー・シャラメのブレーク前の出演作が公開決定 – SCREEN ONLINE #マイ・ビューティフル・デイズ #ティモシー・シャラメ #リリー・レーブ #金色の髪の少女
https://t.co/omSDWI4nUE— スクリーン・オンライン(SCREEN) (@screenonline) August 16, 2019
憂いのある英語教師役リリー・レイブは元々舞台で活躍しており、ブロードウェイのステージで活躍、その演技力は高く評価されています。
2010年にはNYであのシェイクスピアの戯曲「ヴェニスの商人」にて貴婦人ポーシャを演じ、トニー賞へもノミネートされています。同作ではアル・パチーノと共演し、パチーノからその才能を絶賛されたようです。
本作でもサウス・バイ・サウスウエスト映画祭で最優秀女優賞を受賞しており、彼女の演技にも大注目です。
#マイ・ビューティフル・デイズ
週末の演劇大会への引率を行う教師レイチェルにリリー・レーブ。生徒に翻弄される等身大の揺らぎを演じ切った姿に賞賛が集まり、サウス・バイ・サウスウエスト映画祭では主演女優賞を獲得。 #アメリカン・ホラー・ストーリー や『バイス』等に出演しています。 pic.twitter.com/oUhSA5z08W— 映画『マイ・ビューティフル・デイズ』11/1(金)公開 (@missstevens1101) October 2, 2019
その他にも複数の映画出演、また2017年からの人気ドラマ「リバーデイル」にて人気が高まってきている女優リリ・ラインハートや演技するのは何と本作が初めてというYOUTUBEなどで知られるアンソニー・クインタルも出演します。
#マイ・ビューティフル・デイズ
演劇大会に参加する陽気なサム役にアンソニー・クインタル。持ち前の明るさと積極性を振りまき、大会でも予期せぬ出会いが!?
「Loanthony」の名前でYoutube、Instagramなどで爆発的な人気を誇るアンソニー、彼の存在感に監督が惚れ込んでのサム役への起用だったそう。 pic.twitter.com/EoYcpW8Sqc— 映画『マイ・ビューティフル・デイズ』11/1(金)公開 (@missstevens1101) October 4, 2019
見どころ紹介&こんな人におすすめ
この映画は高校生と女性教師との恋愛だけを描いた映画、ではありません。
その思いを通じて、10代ならではの素直で純粋な思いからくる大胆な行動と、色々な経験や大人としていなければいけないという立場から行動してしまう29歳の等身大の女性が描かれています。
ティモシー・シャラメは行動障害を抱える難しい役どころを見事に演じきっており、演劇大会で彼が熱演する「あるワンシーン」は必見です。
この映画は10代の体験と、彼らの思いがまっすぐに描かれていますが、お勧めしたいのは10代を終えて社会にでた大人世代の人たちです。
大人になったら完璧でないといけないと考えている人たちに、素直になることを教えてくれ、一歩踏み出させてくれる映画ではないかと思います。
まとめ
以上が「マイ・ビューティフル・デイズ 」のあらすじと見どころです。
先日行われた試写会でも素晴らしい感想を残している方が多いですね。
大きなスケールでもないし、ど派手なアクション映画や大恋愛ものではないけれど、きっと心が温かくなる映画です。
是非劇場で鑑賞してみてください。
『 #マイ・ビューティフル・デイズ 』を @FansVoiceJP 試写会鑑賞。 #ティモシー・シャラメ 主演作。週末の3日間、演劇大会に出かけるところから物語が始まる。「金色の髪の少女」の音楽が心地よく、歌詞もこの作品にマッチしている。教師と生徒、年齢や立場は違えど、教えられることの大切さを感じる作品。 pic.twitter.com/dKuNYYBR3T
— 映画泥棒V2 (@mooovie) October 23, 2019
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